バレエ界の現実
非常に大事なことなんですが、これからバレエを始められる方にとってはぜひ知っておいてほしいという事実をお話したいと思います。このことを知っているのと知らないのとでは、あなたがバレエを習ってからの未来が変わってしまうかも知れないからです。
バレエ教室を開くための資格とは?
あまり知られていないことなのですが、バレエ教室を開くための資格というのをあなたはご存知ですか?
驚かないで聞いてください!
実はバレエ教室を開くための資格というのは存在しないのです。びっくりされた方が多いと思うのですが、ちょっと信じられない現実なんです。
たとえば学校の先生になるには、国家資格の教員免許がなければ教師にはなれませんし、医者として病院を開業するためには、国家資格の医師免許がなければ病院を作ったとしても医療行為はできません。バレエという性質上先生やお医者さんと横並びで考えるのはちょっと無理がありますが、ここでほかの習い事を考えて見ましょう。
ほかの習い事を考えてみると、珠算教室や書道教室などを開いている方は一つの目安として、段位などがあります。つまり指導者の実力がわかるようになっています。ですがバレエの場合には、そのようなものさしがないのです。つまり極端な言い方をするとまったくバレエを知らない人でもバレエ教室を開くことができてしまうということです。
世の中にはたくさんのバレエ教室が存在していて、その多くはバレエに精通している指導者がほとんどでありますが、ごく一部には、バレエをかじった程度で教室を開いている人がいるのも、また事実なのです。そういうことを考えると、これからバレエを始める方が、万が一にもそういってバレエ教室で指導を受けてしまうと、バレエの根本的な入り口から間違えてしまうことになってしまいます。ですからバレエの指導者の現実というものを知っていただいた上でバレエを始めてほしいと思っています。

